

6月17日(火)、喜多方市立第三中学校にてやさしい日本語セミナーを開催しました。今回は、会津喜多方国際交流協会が実施した「多文化理解プログラム」の第3回目のプログラムとして、外国人とのコミュニケーションに役立つ「やさしい日本語」を中学3年生の皆さんに学んでいただきました。
前半はやさしい日本語の言い換えのコツ等について例題を交えながら練習し、後半はグループに分かれてやさしい日本語でポスターを作っていただきました。
「なんて書けばいいんだろう?」「これでわかるかな?」とたくさん悩みながら、文字の色を変えたりイラストを加えたりしながら、短い時間の中でいろいろ工夫していました。「発表したいグループは?」と聞いたら元気よく立ち上がり、4つのグループが皆の前でポスターを見せながら発表しました。発表できなかったグループも含め、個性がありとても素敵な作品ができあがりました。
喜多方市には、ベトナム、フィリピン、中国、インドネシア等のさまざまな国や地域の外国人の方が生活しています。外国人の方とは英語ができないと会話もできないと思われがちですが、簡単な日本語であれば理解できる外国人の方も増えてきています。中学3年生の皆さんには、今日学んだやさしい日本語のコツを活かして、楽しみながら外国人の方たちとコミュニケーションをとってほしいと思いました。
喜多方第三中学校の3年生の皆さん、本日はありがとうございました。