●日 時:平成29年11月16日(木)13:40~15:10
●場 所:本宮市立本宮第二中学校
●対 象:2学年99名
●講 師:幕田順子(当協会職員)

イスラム文化の多様性をテーマにした「のぞいてみよう、イスラム文化」を実施してきました。

まず、「イスラム」という言葉を聞いてイメージを出し合ったところ、「怖い」「わからない」「残酷」などマイナスのイメージが多く出されました。その後、トルコ、マリ、エジプトのイスラム教徒の家族が一週間分の食材と一緒に写っている3枚の写真を見ながら、日本と同じところ違うところ、疑問に思ったところなどを書き出しました。これらの2つの活動を通じて、生徒の皆さんは、自分自身が持っていた「イスラム」へのイメージは偏見であることに気付きました。

次に、「イスラム教の教え」という10枚のカードを使いながら、イスラム教徒の人々の生活はイスラム教の教えに基づいていることや、その慣習は、国や地域によって異なることを学びました。

また、国内のモスクやハラル食品、いわき市にあるハラル食品を扱ったお店、そして福島県に暮らしているイスラム教徒の皆さんの写真を見て、イスラム文化が身近にも存在していることを知りました。

最後に生徒の一人からは、「将来、イスラム文化のトルコに行ってみたい。」という感想がありました。