福島県在住(または元在住)の外国出身の方に、「外国人の目を通して見た福島!」についてお聞きしました。

お名前: マクシム グシエフ さん
出身国: ウクライナ
趣味: ハイキング、ドライブ

.......................................................................................................................

【日本に来たきっかけを教えて下さい! 】
: 日本には仕事で来ました。ニュージーランドで働いていた2011年に日本に観光客として訪れ、食べ物も美味しく、色々な場所で新しい出会いがあったり楽しい時間を過ごしました。
その後、茨城県つくば市にある水災害・リスクマネジメント国際センターで募集があり、働き始めました。水災害・リスクマネジメント国際センターとの契約が終わって、アメリカかニュージーランドに戻ろうかと思っていましたがコロナの影響で難しくなりました。そのような時福島大学環境放射線研究所での応募を知り、現在はそこで働いています。
採用面接が2月18日でロシアの侵略が始まる1週間前でした。

【福島県の好きな所はありますか?】
: 自然が好きです。研究所から見える景色を楽しんでいます。
また、ハイキングにも行ったりしました。同僚が有名な場所に連れて行ってくれたりしました。県外にも自然がきれいな場所があるそうですが、今のところは福島の自然を楽しんでいます。

【海外では福島は原発で知られていていますが、不安とかはありましたか?】
: 同僚が福島県の水や土壌などの放射線濃度などの研究をしていて、その情報を直接得ることが出来ます。あまり心配はしませんでした。1986年にチョルノービリ原発事故を経験した時、ソ連はあまり情報を出さなくて、何が起こっているかが分かりませんでした。しかし、福島県は人々に安全性を伝えるために懸命だと思います。
東京の人はあまり福島の物を買いたくないというのを聞いたことがあります。チョルノービリ原発があったキーウでも同じようなことがありました。放射線が含まれている可能性のある食べ物を食べたくない人がいたことを覚えています。

【現在キーウの食べ物は消費されていますか?】
: もちろんです。チョルノ―ビリ原発事故は1986年に起こり、それはかなり前のことですからね。

.......................................................................................................................

ありがとうございました:)
福島県のために研究をされているマクシムさんは、話題が豊富で話をしていると勉強になることがたくさんありました!
これからも是非、福島県の自然を楽しんでもらいたいです!